ティアラをととのえて☆

K-POP エンタメ 体験記 雑記

チャニョルが防弾少年団をカッコいいと言った日を忘れない。2015年。

 

news.kstyle.com

 

この日、パク・ミョンスはチャンヨルに「EXOにライバルはいないですね? いるんですか?」と質問した。

(省略)

また、チャンヨルは「最近防弾少年団というチームが本当に格好いい。いつもステージを全力を尽くしてやっている。僕たちももっと頑張るようになる」と付け加えた。

 

この出来事を覚えている方、知っている方がどの位いらっしゃるでしょうか。

私の中で、ずっっっ・・・・とインパクトを残し続けている出来事です。

私が思い出せる限りでは、公式の場でEXOのメンバーがバンタンを褒めた初めての日だったと思います。これは2015年12月24日の出来事です。

あのEXOが防弾少年団を褒めた。カッコいいと言った・・・それは、バンタンにとってもA.R.M.Yにとっても、とても嬉しい発言だったはずです。そして、驚いたEXO-Lも多かったと思います。

 

パク・ミョンス氏の発言を見てみてください。「EXOにライバルはいないですね?」と聴いています。それだけEXOは、完全で完璧で鉄壁な人気とセールスを集めていました。そのEXOのチャニョルが、2015年の防弾少年団を褒めるということの当時のインパクトが伝わりますでしょうか+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚?

 

なぜ防弾少年団を選んだか、考えられる点はいくつかあります。チャニョルはダンスが上手ではなくて、それは本人も十分自覚しています。なので、ダンスが上手なメンバーに憧れる傾向がありました。メンバーのKAIを「かっこいい」なんて言っていたこともありました。コンサート中にKAIの動きをこっそりマネして踊っていたこともありました。(踊れてない。愛し)ということで、自分が苦手なダンスを一生懸命に上手にやりこなすグループが、特に目につきカッコよく見えたのかもしれません。さらに、チャニョル自身がラップを担当していることもあり、防弾少年団のラップを見て何か感じるものがあったのではないでしょうか。チャニョルの声もラップも私は大好きです(特にべビドン)。しかし、ヒップホップアイドルグループという称号を背負ってデビューした防弾少年団のラップへの情熱やスキルもまた並々ならぬものであることは、同業者なら必ず分かるはずです。チャニョルは、ジコについても褒めてますしね。

そうした、ダンスやラップといった幾つもの要素を素直に認めて、後輩を褒めてくれたチャニョルを、私は偉いと思っています。すごいと思っています。僕たちももっと頑張るようになるとまで言ってくれているんですよ。

まさか翌年に自らを脅かすグループにまで成長しているとは思っていなかったと思いますがΣ(゚∀゚ノ)ノ、それでも彼は周りのアイドルの動きをちゃーんと見ていたんですね。誰が頑張っていて、誰が人気で、誰が出てきそうかを見ていた…。それを、ライバル不在と言われていた絶頂期に出来ていた彼はものすごく落ち着いているし、冴えていたと思います。

だからチャニョルはスキャンダルを出さないですよね。ファンやグループに迷惑がかかることをしていないですよね。多分とても交友関係も広いと思うけれども、緩みきらなかったのは彼のこうした危機管理能力、情報収集能力が大きいと思いますね。エゴサもしてると思う。←

 

2015年はSEVENTEENがデビューした年でもあります。大人数のメンバーで、一糸乱れぬ独創的なダンスパフォーマンスは圧巻で、どことなく初期のEXOを彷彿させました。EXOペンの友人もセブチ沼につかり始め、ちょっとだけダンスがだらけてきたEXOに、ファンであっても「EXOちゃんがんばれ」って言っていたのが2015年です。(まぁ、ラミライがそんなガチダンスの曲でもなかったんですけれどもね……)そういった面もありつつ、EXOの快進撃はとどまる所を知らない2015年でした。「EXODUS」を75万枚売り上げ、リパケの「LOVE ME RIGHT」の売り上げが37万を突破。あわせて112万枚を超える売り上げを見せ、韓国初のドームでこけら落とし公演を成功させ、日本ではデビュー曲が歴代韓国アーティストの日本デビューシングルのなかで史上最大の販売高を記録する快挙を達成し、初めての東京ドーム公演「EXO PLANET #2 The EXO'luXion」を3日間で14万5千人余りの動員をもって成功させています。ファンにとってはいつでも黄金期だと思いますが、2015年のEXOが客観的に見て、仕事内容と結果が最高の年だったことは間違いありません。

2015年・・・それはまさに、EXOにとって「ライバルはいないんですね?」という質問をされるに相応しい年でした。BB先輩は別として(また別格だから( ´∀`))。同時に、2015年にK-POPが水面下でどのような動きを見せ始めていたかというのはとても興味深く、その中で「防弾少年団」の名前を既に出していたチャニョルにはやはり感慨深いものを感じるのです。

賞レースで争ったり、いちいち大衆に比較される前に、なんのしがらみもない状態で彼自身の率直な気持ちが聴けたというのはとても貴重です。今じゃなくて、2015年っていうのがまたいいじゃないですか……。

私にとっては当時から、EXOのファンの立場としても「チャニョのあの発言は、驕ってないしファンとして誇らしかった。後輩を褒める度量があり素晴らしい」と思っていたし、BTSのファンとしても「見てくれて褒めてくれて、ありがとう」と思っていました。今聴く互いの褒め言葉も尊いのですが、あれは本当に、時代の一瞬の狭間で聴けた素直な褒め言葉だったんだなぁと思うと、やっぱり2015年のチャニョルの言葉ってしみじみ「いいなぁ」と噛み締めちゃうんですよねぇ。

驕らず気を引き締めてやっていきたいと思ってる、素直で優しいチャニョル先輩と、猛烈でガムシャラなバンタンが見えてくる…。

 

あぁ2015年。2015年の出来事なんだなぁ……。

 

 

 

以上……今日は、定期的にそっと思い出したくなるエピソードを書いてみましたヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ

 

f:id:runkpoplong:20171106195542j:plain

 

 

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ