『G-DRAGON』『KWON JI YONG』
行ってきました!
8/22京セラドーム
G-DRAGON 2017 WORLD TOUR<ACT III, M.O.T.T.E>IN JAPAN
行ってよかった・・行ってよかったです(;;)
今回のツアーは、G-DRAGON・・ではなく、
よりクォン・ジヨンに近い、彼の真実の姿をお見せするコンセプトということで、
「こ・・これは是非とも彼を観察したい!」
と、即決で参戦を決定したわけです。
はい。行って大正解でした。
私、スターがお話ししてくれる
「偶像の自分と本当の自分」みたいな告白大好きなんです。
ドキュメンタリーとかあると、何度もじっくり見入っちゃいます。
昔だと、「浜崎あゆみ」を客観的に語る「あゆ」に感銘を受けたりしました・・(世代)
最近だと亀ちゃん(KAT-TUN)が語る「亀梨君」なんて、かなりグッときましたね。
亀ちゃんは、世間から見た「亀梨君像」に引っ張られて、自分が「亀梨君」だから頑張れる時があるそうなんです。(超要約)そういうお話って尊くないですか?彼をめちゃくちゃ可愛く思い、益々応援したくなりました。゚(゚´Д`゚)゚。自分語り万歳!
どの姿を見てほしい?
世間が見る自分と本当の自分を分けて語るスターって、
ココラが思うに幾つかの要素があると思うんですっ(o´・∀・)oキリッ!
・素直で冷静
・インタビュー好き
・ナルシスト
・自分に変化を感じてきている
ど・・どうでしょうか??(心配)
ナルシストは決して悪い意味で書いてませんよ!スターはある程度ナルシストの方が魅せ方が上手く、成功すると思っております(*´∇`)ノ!
ただ、そうやって自分自身で「作ってる」と意識している部分があるからこそ、どこかの時点で「本当の自分」みたいなものをファンに知ってほしくなるんだろうなぁ~と思います(´・ω・`)
そして
「『本当の自分』(もっと普通でナチュラルな自分)も、愛してください」
と、ファンに確認したくなるんじゃないかなぁ??
なんか…難儀だなぁ……(ノдヽ)
まぁ、その「作る」にしても、売れるためだったりエンタメ的サービスのためだったりと、戦略的にやってるとは思いますが……だんだんムリが生じてくるんでしょうねぇ……(*´-`)
変化を感じてきているという点では、亀ちゃんとジヨンには年齢という共通点をすごく感じます♪( ´∀`)人(´∀` )♪
亀ちゃんは1986年2月23日生まれ(31歳)、ジヨンは1988年8月18日生まれ(29歳)です☆年齢的にアイドルとしてはベテランの域ですし、将来のことを考えながら、世間から見た自分と本当の自分をすり合わせ見つめ直しているのでしょうね・・・(*´-`)
遂にツアーコンセプトに。
んで!
今回『真実の姿』的なものをなんとツアーコンセプトにまで持ってきたG-DRAGON(OωO )!
最初知った時はびっくりしましたよ!ドキュメンタリーとかじゃなくてツアーでやるんかい(OωO )!
華やかな成功の裏に隠された苦悩や孤独までお見せてしてくれるとのことで(;ω;)
さらに人生の第3幕に対するストーリーまで盛り込まれてるとのこと(OωO )!!
これ要するに、お洒落で独創的でイケイケのやんちゃでかっこよくてセレブでいつも時代の最先端でトップを走る自分を愛してくれるファンに対して、
本当の僕や未来の僕がどんな姿であっても受け入れて愛してください
という気持ちを伝えてまわるツアーじゃないですか??えっ??えーー??
大丈夫だよ~!なんだか…
いじらしいんですけど(;;)
そしてコンサート
今回のジヨンコンでは、ジヨンのメイクが薄くて「あっ・・こんなに薄いメイクでやるんだ!」とビックリしました。
かといって、別に全然地味なコンサートじゃなくてむしろ派手(ノД`)ノ
ノレる曲もやったし、ステージの上から下からレーザービームが出まくってたし、12本の炎が何度も上がって、メインステージはお金たっぷりかかってましたね。
な の に 花道もトロッコもない
という鬼畜演出にはドン引きしましたがw最近はいつもそんな感じなので慣れました( ´∀`)(笑)
もっと近くに来てほしかったのですが、彼の本質に迫るコンセプトだと予め知っていたので、メインステージのみの構成もそれはそれで妙な落ち着きがあり、なんとか許せるものでしたね。なんとかね(^^)←
コンサート序盤で「ぼくはクォン・ジヨンです」みたいな宣誓をされていたので、これよっぽどG-DRAGONではないことが大切なテーマなのだと、こちらは覚悟して見てましたよ。
まだ東京ドームも残ってるのでネタバレ控えますが、「さみしい……」とファンに打ち明けてくれるジヨン(;;)兵役も近いし余計かな?
芸能人の孤独は繰り返されてきた永遠のテーマなので、これから先もあまり考えたり悩みすぎないで欲しいなと思いました(;_;)
会場はドームですが、心の距離はとっても近くに感じられるという、とても不思議なコンサートでした。
G-DRAGONを考える
さっきの亀ちゃんの話に戻りますが、亀ちゃんは「亀梨君」という世間が求める亀梨君像に引っ張られて頑張れる(要約)というインタビューだったのですが、
ジヨンは「G-DRAGON」がいるから僕は頑張れるとかそういうのがなかったんです。あくまでG-DRAGONとしてやってきたけど「寂しい(時もある)」とか「少し負担に感じることがある」とかそういうスタンスだったわけで・・・(´・ω・`)
G-DRAGONを神格化するようなブランディングがほとんどなかったんですよね。
それがすごく興味深くて。
彼の「G-DRAGON」に対する一区切りを垣間見た気がしました。
彼は兵役に行って戻ってきた時にG-DRAGONのテンションを保てるか確信が持てないんじゃないかな?って思いましたよ。゚(゚´Д`゚)゚。
無邪気さや、やんちゃな遊び心など、G-DRAGONを構成する要素ってちょっと危なっかしくてそこも魅力だったけれど、兵役もあり、もちろんタプのこともあり、自分の中で今後何かが変わるかもしれないと思っている節があるのかもしれませんね。
過去の自分にとらわれず、イメージを変えていきたいのかもしれません。
常に最先端のカルチャーアイコンでいることも、だんだんキツくなってくるわけで……(;ω;)
すっぴんに近いジヨンに、派手な衣装を卒業したLady Gagaを思い出しました~(ノД`)ノ
どんな姿であれ……
というわけで、あっという間にアンコールラスト。(早)
ツアーグッズであるパジャマ(15000円w)でステージの上で横に寝そべり「みんな・・・かえって」って言うジヨン(笑)
パジャマてwそれはさすがに衣装脱ぎ捨てすぎではw
でも自らパジャマ広報部長するジヨンは、とっても可愛かったです。・゚・(ノ∀`)・゚・。
「無題」ではファンによるアカペラの合唱がありました。
観客がアカペラで歌うのを、「おぉ」と嬉しそうに驚いて手で小さく拍手して
ピアノに合わせてまるでダンスをするように穏やかに優しい顔で踊りながら舞台袖に消えていったジヨンはとってもとっても素敵で、なんだか泣きたいような気持ちになりました(;;)
行ってよかった・・・
クォン・ジヨンに会えてよかった・・・
「クォン・ジヨンを演じるのかな?」って思ってたけど
決してそんなことはなかったです。無理に飾り立てることもなく、クォン・ジヨンそのものがステージに立っているようでした。
私は感激屋ではありますが、そんなにお花畑脳ではありません。(たぶん)
それでも、彼の繊細な歌声やファンのジヨン愛や、ジヨンのファンへの感謝とかを沢山たくさん感じて、ラストは涙がこみ上げてきました。 てか、エンドロール中ちょっと泣いてました(恥)
もうこの全てが、彼の壮大な自己愛だったとしても構わないんだからっ(つд⊂)
という結論に。
「スターとは?」「本当のクォン・ジョンとは?」なんて観察するように見ていましたけれど、彼は結局クォン・ジヨンとしても、観客を虜にしてしまったみたいでした。
GDかジヨンか、どちらかなんて関係ないんです。
スター☆最初から「そういう星の下に生まれた人」なんでしょうね。
彼は6月10日のソウル公演でこんなことを言っています。
「今後僕はどんな姿にも、みなさんが好きなどんな姿にも、思いっきりお洒落したけど洒落てないふりをするクォン・ジヨンにもなれます。みすぼらしい姿も、派手な姿のG-DRAGONもいます。どんな姿であれ、見守って欲しいです」
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G-DRAGONでもクォン・ジヨンでもどちらでも素敵だと思うよ。
でも京セラの彼はクォン・ジヨンと名乗ったから…(^^)
ジヨン。素敵なコンサートでした。ありがとう!