ティアラをととのえて☆

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新感染。鑑賞後のすすり泣きの多さと言ったら。

 

 

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映画comで評価4.0ですよ☆

こんな高評価な映画、近年そうそうありませんよね?ということで、どーーしても映画館で見たくて行ってきました!てかてか、ソヒちゃんが出てる時点でケーポ好きとしてはたまらんくないですか??そしてなにより、アラフォー韓国俳優様!わたし

メロメロに骨抜きにされて帰ってきました。

韓国の俳優陣に疎かったのですが、これはもうノックアウトです。
主人公のコン・ユ様は「大沢たかお」と「満島真之介」を足して2で割って色気をじゃぶじゃぶ投入したようなお方です。うっ・・・かっこいい・・・( ;∀;)もんのすごくセクシーです。色男がスーツのワイシャツ姿ではぁはぁ言いながらゾンビと戦うとか、どんだけ女性に優しいゾンビ映画なんだ!!ワイシャツ萌え女として感謝を申し上げたいです。デレデレしながらゾンビ映画を観る日が来るとは思わなかったんだな(//∇//)脇を固める俳優さんも最高にいい味だしてます。マ・ドンソクさんは「新井浩文」をスーパーいかつくした感じでカッコいいんだし、また役柄がいい!一見無骨だけど男気溢れて最高に頼りになる存在だし、妊婦の奥様を溺愛しちゃう姿なんてとっても可愛らしいです。チェ・ウシクたん(たん呼びする可愛さ)は「ヘンリーみ」がありましたよ(*´艸`)ウシクたんからは新人アイドルのミルクの香りがする~。娘役のキム・スアンちゃんは、尊すぎてちょっとどう表現していいか分からない。

まずは予告見ちゃってください!!

 

公開直前!!映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』コン・ユ&マ・ドンソク コメント映像

 

ね??

たかおも浩文もヘンリーもいたでしょ?(最高)

ゾンビが高速鉄道の列車内で大量発生して、そこでの人間模様が描かれているのですが、内容云々の前にまずこのタイトルな。「新幹線」にかけた「新感染 ファイナル・エクスプレス」という邦画タイトルは既に一通りいじられ尽くされましたが韓国映画へのとっかかりとしては、なじみやすくて良かったんじゃないかなぁと思います(^o^)わはは。隠し切れないB級映画臭ぷんぷんな色物タイトルにも関わらず、ところがどっこい。中身は超涙腺崩壊映画なので、そのギャップがまたウケたんだろうな~と思いました。

鑑賞後にお手洗いに行ったら、列が少し出来ていたのですが、3人くらいが並んでいる私を追い越していくんですよ。「えっ?」と思ったらそのままビターーーっと鏡の前に貼りついてらっしゃる。メイク直しなんですね。゚(ノД`)ノ・。並んでる列からも、「ひっ。。」「うっ。。」「はぁーーー」とか聴こえてきて、ミニコンパクトでお顔をチェックする方が続出。そうこの映画、涙が止まらないまま終わるんですよ(´TωT`)

この映画の涙腺破壊力ってマジもんなんだなぁ・・と思いました。 

なんか最後の最後まで、じわじわ胸に迫る感じで泣かせてくるので、泣き止むということができないという難しさ。黒い背景にハングルが並ぶエンドロールを見つめながら、「この劇場内の人達は今いったい何を考えているのだろうか・・・(ハングル読めないよね?)」なんて一瞬冷静にもなったのですが、席も立たずに暗闇に浮かぶハングルをじっと見ていると胸に韓国がこみ上げてきたんですよね。しとしと涙が止まらない。というのもこの映画、ゾンビ映画とうたいつつ、若干戦争映画に近いものも感じさせるんです。なので、どの国の人もずっとずっと家族や大切な人と平和に過ごせることを願ったりとか、悲惨な極限状態で、人はどんな風に考えどんな風に家族(や恋人や他人)を守るのか・・・自分ならどうしただろうか・・・とか、ゾンビを越えて考えさせられるんですよ「韓国人てこういう風に考え行動するのが正しい(美しい)という倫理観を持ってるんだなぁ」ということも勉強になりました。先日最終回を迎えたドラマ「コードブルー」でも、フライトドクターを夫に持つ妻が『自分を犠牲にしないで。他人を助けに行かないで。あなたには私という家族がいるじゃない。』という事がテーマになっていましたね(*´-`)(結局助けに行った)映画やドラマの作り手が目指す理想論としては、日韓にとても近いものを感じました。自分の身を挺してまで他者を守る、これが美しい(良い)とされる倫理観がこんなにも双方強いのかと思ったわけです。

 

泣けるし考えさせられる。

でも、変に引きずる感じではないんですよね。そこはゾンビ映画ならではの軽さだったと思います。鑑賞中ハマりこむまでは、よっぽど怖がりじゃなければちょっと笑える時間帯もありますしね(笑)まぁ最後はずぶずぶに映画の世界に入り込んでしまったのですが・・・。

なんだろう・・・。ゾンビ映画としてすごく新しいかと言われると、そういうわけでもない。でも、「密室車内」という設定も、ここまで「愛」にフォーカスした設定も、やっぱり他のゾンビ映画とは一線を画した成功作品なんだなぁと思います。(あるっちゃあるみたいですが、私は知らないのだ(*‘ω‘ *))

日本のゾンビ映画の金字塔「アイアムアヒーロー」もエンタメとしては楽しかったのですが、漫画で描かれていた感動エッセンスが省かれていたようなので(実写化あるある)もう少し感動要素も入れてくれていれば、エンタメ作品としても心に残る作品になっていたのかなぁと思いますね。まぁ広告の宣伝が「ようこそ。絶叫のゾキュンパニックへ」でしたから日本は目で見て楽しめるエンタメ重視だったのでしょうね( ´∀`)新感染はキャッチコピーが「なにがあっても守り抜け」ですから、人間物語が全面にきます。緊迫感溢れる「パリパリ!(早く早く)」が耳に残りますよ。助け合うからこそ出る言葉なんですよね。゚(゚´Д`゚)゚。ゾンビの量も質も文句なしの大迫力のうえ、もう一つ「愛とは。助け合いとは。」というテーマを乗っけてきたのですから、それはもう十分に満足したわけです。そして俳優陣の素晴らしき色気ね。←忘れてない。娘役のキム・スアンちゃんを語るとネタばれになりそうなので止めておきます。もう彼女。彼女ですよ。

映画館で泣けて良かった。泣いてる人は自分だけじゃなかった。

 

DVDが出たら、もう一度じっくり見てみようと思ってます(*´ω`)

 

 

 

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